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バーチャルオフィスの郵便物転送サービスとは?届くまでの流れや料金体系を解説

高橋 暁人

マンションの郵便受け

バーチャルオフィスを利用するメリットのひとつに、郵便物転送サービスがあります。事業用の住所を持ちながら、実際にはオフィスに通わずに郵便物を受け取れる便利なサービスです。

本記事では、バーチャルオフィスの郵便物転送サービスの基本的な仕組みや流れ、料金体系について詳しく解説します。また、主要なバーチャルオフィス事業者の郵便物転送サービスの対応状況や料金も紹介しますので、サービスを選ぶ際の参考にしてください。

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無料

300円~

330円~
立地
東京8店舗
地方8店舗

東京10店舗
地方1店舗

東京2店舗
地方4店舗
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バーチャルオフィスの郵便物転送サービスとは?

バーチャルオフィスの郵便物転送サービスとは、住所利用に加えて、届いた郵便物を指定の住所に転送するサービスのことです。バーチャルオフィスに届いた郵便物や宅配物を自宅や指定した場所へ転送してくれるため、実際にオフィスに通わなくても配送物を受け取れます。

法人を設立すると、DMや金融機関の郵送物などが届きますが、確実に受け取れるようになります。また、引越しや長期出張の場合でも、バーチャルオフィスの住所はそのまま使い続けられるため、住所変更の手続きは不要です。

事業用の郵便物と個人用の郵便物を分けて管理したい場合にも、便利なサービスです。

バーチャルオフィスの郵便物転送サービスの流れ・仕組み

差出人が郵便物を発送してから、バーチャルオフィスで受け取るまでの流れは、下記のとおりです。

  1. 郵便物がバーチャルオフィスに届く
  2. 郵便物を確認・保管する
  3. 郵便物を発送し、指定の住所で受け取る

順番に見ていきましょう。

1.郵便物がバーチャルオフィスに届く

バーチャルオフィスでスタッフが郵便物を受け取っているイメージの画像

郵便局員や配送業者は、バーチャルオフィス宛に郵便物や荷物を配達します。バーチャルオフィスでは、常駐スタッフが受け取り業務を担当します。もし、スタッフが不在の場合は、不在票の対応や専用の郵便ボックスに投函されるケースが一般的です。

受け取れるものと受け取れないものがあるため、それぞれ確認しましょう。

受け取れるもの

バーチャルオフィスでは、以下のような郵便物や荷物を受け取れます。

  • 通常郵便物(封書や定形外郵便など)
  • ハガキ
  • 宅配便(サイズによる)
  • 書留郵便
  • 本人限定受取郵便

多くのバーチャルオフィスでは、屋号名の宛先でも受け取ることが可能です。複数の屋号での受け取りにも対応している事業者もありますが、追加料金がかかる場合があります。

着払いの郵便についても対応しているバーチャルオフィスもあります。デポジットから清算されたり、事前に支払ったりするケースが一般的です。

また、簡易書留の受け取りにも対応している事業者も多く見られます。バーチャルオフィスのスタッフが代理でサインして、受け取ってもらえるケースが多いです。ただし、代理サインで追加料金が発生するケースが多い点に注意してください。

事業所によって受け取れる郵便物の可否が異なるため、事前に確認が必要です。

受け取れないもの

全ての郵便物が受け取れるわけではなく、バーチャルオフィスで対応していない荷物の種類もあります。以下のような荷物は一般的に受け取りができないため、注意してください。

  • 本人確認が必要なもの
  • 現金書留
  • 裁判文書
  • 冷蔵・冷凍品
  • 3辺合計が120cmを超える物
  • 危険物

上記のような荷物が届いた場合、差出人へ返却されるのが一般的です。その旨がバーチャルオフィス側から通知されるため、差出人に別の送付方法を相談するか、直接受け取る方法を検討する必要があります。

2.郵便物を確認・保管する

スタッフが郵便物を確認、あるいは保管しているイメージの画像

バーチャルオフィスに郵便物が届くと、スタッフは宛名や内容を確認し、受け取り可能かを判断します。多くの事業者では郵便物の写真を撮影し、メールやLINEで利用者に通知します。

LINE通知はすぐに気づけて、写真付きで送られる場合が多いため、便利です。明らかな広告やDMも、利用者の希望によって破棄できる場合があります。

保管期間は事業者によって異なりますが、2週間〜1ヶ月程度です。期間を過ぎると破棄される場合もあるため、長期不在時は事前に連絡する必要があります。

また、多くのバーチャルオフィスでは、直接店舗で受け取ることも可能です。転送費用を節約する場合は、ぜひ検討してください。

3.郵便物を発送し、指定の住所で受け取る

バーチャルオフィススタッフが郵便局などで郵送を依頼しているイメージ

バーチャルオフィスに届いた郵便物は、利用者の指定した住所に転送されます。

一般的なバーチャルオフィスでは、週1回の転送間隔です。事業者によっては、月1回や隔週の転送間隔プランも用意しており、転送頻度が高いほど月額料金も高くなる傾向があります。

転送には通常、郵便局のメール便や宅配便が利用されます。転送にかかる料金は、郵便物のサイズや重さによってバラバラです。

また、急ぎの郵便物がある場合は、即時転送のオプションサービスが便利です。通常の転送スケジュールを待たずに、依頼後すぐに発送してもらえるサービスで、一回につき550〜1,100円(税込)程度の追加料金がかかります。

バーチャルオフィスの一般的な郵便物転送サービス内容

ここでは、一般的なバーチャルオフィスが提供している郵便物転送サービスの概要をご紹介いたします。

サービス内容
主な対応サービス・郵便物の転送
・郵便物の来店受け取り
・郵便物の画像通知・破棄指示
・受け取り不可の荷物が届いたときの不在票通知
郵便物の転送間隔(プラン)・月1回
・隔週(2週間に1回)
・週1回
・即時
・都度指示
※届いた郵便物ごとに転送間隔を指示
・スポット利用
※一時的に即時転送を利用
郵送方法・普通郵便(定形内・外)
・レターパックライト
・宅急便・宅配便
・速達・簡易書留 など
料金・支払い方法
料金形態・基本料金+転送料(手数料+実費)
転送料金(手数料+実費)相場・300~900円/回(郵便物の種類による)
請求方法・基本料金と合算して支払い
・デポジット(一時的な預り金)より精算

バーチャルオフィスの郵便物転送料金の計算方法

ここでは、バーチャルオフィスの郵便物転送料金がどれくらいかかるか見ていきましょう。

バーチャルオフィスの郵便物転送料金は、大きく分けて「基本料金」と「転送料金」の2つで構成されています。基本料金はバーチャルオフィスの利用料そのものであり、転送料は郵便物の重さやサイズ、転送回数によって変わってきます。

多くのバーチャルオフィスでは、以下のような料金体系が一般的です。

基本料金転送料金
月額固定(270円~5,280円程度)・定形・定形外郵便物:重量に応じて150円~650円程度
・速達・簡易書留:500円~880円程度
・レターパック:370円~1,122円程度
・宅配便:主に実費
※個人・法人

たとえば、バーチャルオフィス事業者「 バーチャルオフィス1 」の場合、月額基本料金は880円(税込)〜です。郵便物の転送間隔は週1回のみで、郵便物(50gまで)の転送料金は1通あたり150円(税込)です。

したがって、月4回の転送を利用すると、基本料金880円に転送料600円(150円×4回)を加えた合計1,480円(税込)がかかる計算になります。

また、事業者によっては、特定の条件で転送料が無料になるサービスもあります。たとえば、 GMOオフィスサポート では150g以内の郵便物転送が無料、 ワンストップビジネスセンター では100g以下の郵便物転送が無料です。

バーチャルオフィスの郵便物転送サービスでよくある質問

疑問や質問がイメージできる画像

バーチャルオフィスの郵便物転送サービスについて、よくある質問を確認しましょう。

簡易書留は受け取ってくれますか?

多くのバーチャルオフィスでは、簡易書留も受け取り可能です。受け取りにはスタッフによる代理サインが必要ですが、通常のサービスとして提供されています。

ただし、事業者によっては代理サインに追加手数料がかかるため、契約前に確認しましょう。

簡易書留は追跡機能と原則5万円までの補償があるため、法人登記関連書類や公的機関からの重要な通知など、郵便物の安全な郵送に適しています。バーチャルオフィスから利用者に転送する際に、簡易書留オプションを選べる場合があります。

店舗へ直接郵便物を受け取りに行くことはできますか?

多くのバーチャルオフィスでは、店舗に直接行って郵便物を受け取ることが可能です。ただし、バーチャルオフィスによって対応状況が異なるため、事前に確認してください。

一部のサービスでは特定の店舗のみ対応していたり、受け取り可能な時間帯が制限されていたりする場合があります。

店舗で直接受け取る最大のメリットは、転送料金の節約です。とくに、大きな荷物や頻繁に郵便物が届く場合は、直接受け取ることでコストを抑えられます。受け取りの際は、身分証明書の提示が必要なケースもあります。

無料で郵便物を転送してくれる事業者はありますか?

無料で郵便物を転送してくれる事業者は、以下のようにいくつか存在します。

サービス名無料の転送通数無料の回数
GMOオフィスサポート 無制限無制限
ワンストップビジネスセンター 無制限週1回
METSバーチャルオフィス 無制限月1回
京都バーチャルオフィス 無制限無制限
カスタマープラス 100通まで最大月7回まで

下記の記事で、おすすめバーチャルオフィス5社を詳細に解説しているので、ご参照ください。

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海外への転送に対応している事業者はありますか?

海外転送に対応しているバーチャルオフィスもありますが、指定金額をデポジットで用意することが条件になっていることが一般的です。

たとえば、以下のような事業者が存在します。

サービス名デポジット金額
ユナイテッドオフィス 10,000円以上
ワンストップビジネスセンター 要確認

日本の住所を維持しながら海外で生活している方や、日本国内に法人登記をしつつ海外でビジネスを展開している事業者は、対応有無や条件を確認しましょう。配送料金や取り扱い可能な国・地域、必要書類などは事業者によって異なるため、利用前にチェックできると安心できます。

主要なバーチャルオフィス9選の郵便物転送付きプランを比較!

ここからは、代表的なバーチャルオフィスの郵便物転送付きプランを比較していきます。

月額料金

転送料も含めた月額料金を比較すると、下記のとおりです。国税関係の書類(30g)1通を転送する場合で比較しています。

サービス名
・基本料金(税込)
月1回転送隔週転送
(月2回転送)
週1回転送
(月4回転送)
即時転送の利用手数料その他郵便オプションの利用手数料
バーチャルオフィス1
・880円~
1,480円~
(880円+150円×4回)
550円/回
レゾナンス
・990円~
1,290円~
(990円+300円×1回)
2,850円~
(1,650円+200円×4回)
1,100円/月・スポット利用:500円/回
京都朱雀スタジオ
・550円
2,750円
(550円+550円×4回)
550円/回
METSバーチャルオフィス
・1,375円~
1,375円~
(1,375円+0円/月1回まで)
3,145円~
(1,375円+0円/1回まで+590円×3回)
957円/回・都度指示
※郵便物ごとに転送間隔を指示
GMOオフィスサポート
・1,650円~
1,650円~
(1,650円+0円×1回)
2,200円~
(2,200円+0円)
2,750円~
(2,750円+0円×4回)
550円/通
ユナイテッドオフィス
・2,310円~
3,790円~
(2,310円+370円×4回)
1,100円/月
DMMバーチャルオフィス
・2,530円~
3,850円~
(2,530円+330円×4回)
転送料+440円/回・日時指定転送:440円/回
・転送カスタマイズ
Karigo
・3,300円~
3,394円~
(3,300円+94円×1回)
3,488円~
(3,300円+94円×2回)
3,676円~
(3,300円+94円×4回)
実費のみ・自動転送なし
ワンストップビジネスセンター
・5,280円~
5,280円~
(5,280円+0円×4回)
660円/回~

この表からわかるように、料金体系はサービスによって大きく異なります

週1回転送(月4回転送)を希望する場合は、 バーチャルオフィス1 が1,480円(税込)~と最もリーズナブルです。月1回転送なら、 レゾナンス の990円(税込)が最安値です。

また、隔週転送(月2回転送)に対応しているサービスはそれほど多くありませんが、 GMOオフィスサポート の2,200円~(税込)が選択肢となります。

さらに、 Karigo の基本料金は高めですが、転送料が実費しかかからないため、転送頻度が増えても料金の増加額が低いです。ワンストップビジネスセンターは、100g以内であれば基本料金にすべての転送料が含まれているため、郵便物が多い事業者には便利です。

郵便物転送料金

下記の表では、各バーチャルオフィスの郵便物転送サービスにかかる料金を種類別に比較しています。定形・定形外郵便物から宅配便まで、どのようなコストがかかるかをチェックしてみましょう。

サービス名定形・定形外郵便物速達・簡易書留郵便レターパックライト・プラス宅急便・宅配便その他料金
京都朱雀スタジオ ・550円/回+実費・550円/回+実費・550円/回+実費
バーチャルオフィス1 ・50g以下:150円
・100g以下:200円
・150g以下:300円
・250g以下:400円
・500g以下:500円
・実費のみ
レゾナンス
※デポジット精算必須
・100g以下:300円
・150g以下:450円
・250g以下:500円
・500g以下:650円
・ライト:650円/回・実費のみ・サイン代:300円
・梱包代:550円/口
・ダンボール代:230円/個
※それぞれ、必要な場合
METSバーチャルオフィス ・ライト:590~957円/回
・プラス:1,122円/回
・550円/個(受け取り料金)+550円/回+実費・配送先変更:330円/回
GMOオフィスサポート 150g以内:無料
・4kg以内:440円/通
・150g以内:660円/通
・150g超:実費相当額
・実費のみ
ユナイテッドオフィス
※デポジット精算必須

※ヤマトネコポス便扱い
・実費のみ・ヤマトネコポス便:全国一律370円
DMMバーチャルオフィス ・150以内:330円/回
・151g~500g:550円/回
・150g以下:660円
・151~500g:880円
※速達は非対応
・ライト:550円・実費のみ・配送先変更:440円/回
Karigo ・実費のみ・ライト:370円/通
・プラス:520円/通
・実費のみ
ワンストップビジネスセンター
※デポジット精算必須
100g以下:無料
・101g以上:実費相当額
・ライト:660円/回・実費のみ

GMOオフィスサポート ワンストップビジネスセンター では、一定重量以下の郵便物転送がかかりません。小さな郵便物が多く届く場合には、おすすめのバーチャルオフィスです。

一方、レターパック転送では、Karigoのライト370円(税込)/通が最安値です。デポジット(預り金)精算が必要なサービスもあるため、初期費用の面でも考慮する必要があります。

どのような郵便物が多く届くかを考慮し、自分のビジネススタイルに合った料金体系のサービスを選ぶことがコスト削減につながります。

その他のオプションサービス

バーチャルオフィス選びでは、基本料金や転送料だけでなく、さまざまなオプションサービスも比較検討することが大切です。以下の表では、来店受け取りや郵便物通知方法など、各サービスが提供する追加機能をまとめました。

サービス名来店受け取り郵便物の通知方法不在票通知宛名・屋号追加その他
京都朱雀スタジオ ・LINE通知・0円
バーチャルオフィス1 ・LINE・写真通知・0円・時間外郵便受取ポスト
レゾナンス ・写真通知・0円・990~1,650円/月
(2屋号目~)
・プライベートロッカー
METSバーチャルオフィス
※新宿三丁目店は不可
・郵便物到着メール・0円・1,650円/月
(2屋号目~)
GMOオフィスサポート
※渋谷店・大阪梅田店のみ
・LINE・写真通知
※1,100円/月
・220円/回・1,650円/月
(2屋号目~)
ユナイテッドオフィス ・荷物到着通知
※MAIL msg BOXプラン~
・0円・0円・着払い郵便
・海外転送
DMMバーチャルオフィス
※銀座店・名古屋店のみ
・写真通知(メールもしくはLINE)・0円・1,650円/月
(2屋号目~)
・着払い郵便
Karigo
※一部非対応店舗あり
・メール通知・0円・1,100円/月
ワンストップビジネスセンター ・メール通知・0円
※一部非対応店舗あり

上記から、各サービスの特徴的なオプションが見えてきます。

一例として、 ユナイテッドオフィス は屋号追加が無料で海外転送にも対応しているため、複数の事業を展開している方や国際的に活動する方に適しています。LINE通知サービスを無料で提供している「 京都朱雀スタジオ 」や「 バーチャルオフィス1 」は、即時に郵便物の到着を確認したい方に最適です。

また、 バーチャルオフィス1 の「時間外郵便受取ポスト」や、 レゾナンス の「プライベートロッカー」など、独自のサービスを提供している事業者もあります。自分の働き方やニーズに合わせて、これらのオプションサービスを考慮してバーチャルオフィスを選びましょう。

バーチャルオフィスの利用を検討してみよう!

バーチャルオフィスの郵便物転送サービスについて理解でき、晴れ晴れとした表情の個人事業主もしくは、法人代表者

バーチャルオフィスを選ぶ際に、郵便物を指定住所まで転送してもらえるかは重要です。

郵便物転送サービスは、基本料金や転送頻度、転送料金、対応可能な郵便物の種類など、サービス内容が事業者によって大きく異なります。また、LINE通知やDM破棄サービスなどのオプションもさまざまです。

郵便物の量や転送頻度によって、選ぶべきバーチャルオフィスが異なります。安さだけでなく、サービス内容も考慮して選びましょう。

以下の記事で、おすすめのバーチャルオフィスをまとめているので、ご参照ください。

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